今年もインフルエンザのワクチン接種の時期がやって参りました。
新型コロナウイルスの流行に伴い、国内のインフルエンザ患者報告数は減少しており、危惧されていた新型コロナとインフルエンザの同時流行も昨年度はない状態でした。

手指衛生やマスク着用、3密回避、国際的な人の移動の制限等の感染対策が、インフルエンザの感染予防にも効果的であったためと考えられているそうです。

しかしながら、南半球のオーストラリアでインフルエンザの感染が拡大していることから、今年は日本でも流行するおそれがあるとして、インフルエンザのワクチン接種の推奨が発表されています。

インフルエンザが流行した場合、新型コロナとの同時流行で医療機関への負荷が、今以上に大きくなることが懸念されます。
また、2年間インフルエンザが流行しなかったため、特に小さなお子さんは免疫が低下していると思われ、ワクチン接種はとても重要となってきます。

気管支炎、肺炎、熱性痙攣などで入院することもあり、稀にインフルエンザ脳症をおこすこともあるので、早めの接種にご協力をお願いします。